竹内 薫
サイエンス作家、ZEN大学教授
1960年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科(専攻、科学史・科学哲学)・東京大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(専攻、高エネルギー物理学理論)。理学博士(Ph.D.) 。
大学院を修了後、サイエンス作家として活動。物理学の解説書や科学評論を中心に200冊あまりの著作物を発刊。2006年には「99.9%は仮説~思いこみで判断しないための考え方」(光文社新書)を出版し、 40万部を越えるベストセラーとなる。物理、数学、脳、宇宙、AI・など幅広い科学ジャンルで発信を続け、執筆だけでなく、テレビ、ラジオ、講演など精力的に活動している。
2016年からは小学校レベルの民間学校「YESインターナショナル」代表も務め、2025年にはZEN大学基幹教員・教授に就任。

講演テーマ
生成AIが変えるビジネスの常識 〜未来に勝ち残る企業になるために〜
(対象:一般/企業)
AIは、大きな進歩を遂げました。仕事も社会も大きく変わっていくことは間違いありません。ライバルになるのか、相棒とするのか?10年後のあなたの存在を大きく左右することになります。
チャットGPTをはじめとする、生成型AIで何が変わるのか、また何が問題となるのか。人間の役割はどのように変わっていくのか。
そして、どのように使いこなしていけばいいのか。
実際に生成型AIの実力を体験した、サイエンス作家で元プログラマーの竹内薫が、具体的に紹介しつつ、その付き合い方をお話しします。
人工知能の進化〜AI時代に求められる思考法と働き方〜
(対象:一般/企業)
第4次産業革命、新型コロナウイルス感染症により社会が激変する今、AI、IoT、5G、量子コンピューター…等により、デジタル化、働き方、教育等の改革が急速に進んでいます。こうした社会で生き残っていくためには、従来の発想や働き方、生活様式を見直し、新たな環境に適応し、成果を上げていく必要があります。
これまでの前例主義の作業方法は崩壊し、暗記型から探求型のスキルが求められます。そのためには数学的思考やクリエイティブな発想力が重要です。本講演では、最先端テクノロジーの実態を踏まえつつ、先行きの見通しがたたない現況の中での重要な思考法とその鍛え方、働き方の未来についてお伝えします。
フェイクニュース時代の科学リテラシー
現代社会は、科学技術社会になりつつあります。
この社会がどんなふうに動いていて、これからどうなっていくのかを知るためには、科学リテラシーが必須のスキルになります。
科学リテラシーがないと、ともすればフェイクニュースや陰謀論、ニセ専門家が流す間違った情報に惑わされてしまいます。
科学リテラシーなしに、この混沌とした情報社会は生き抜けません。
自分で自分の身を守るために。非科学的な情報に惑わされず、正しい判断をするために。
サイエンス作家が教える、科学的なものの見方!今日から自分で考える力が身につく貴重なお話しです。
未来で働くために必要なこと~今存在しない職業に就く君たちへ~
(対象:中学生/高校生/保護者)
人工知能社会が本格的に到来する今後の社会で、今の小学生の6割が、現在は存在していない職業に就くと言われています。
第4次産業革命の真只中で、「母国語としての『日本語』」、「世界の共通語としての『英語』」、「人工知能と会話をするための『プログラミング言語』」トライリンガルの重要性など、未来を見据えて、今どんな勉強をするべきか、どんな教育を受けさせるべきなのか、自分のキャリアを考えるためのヒントをお伝えします。また、教育現場の最前線で奔走し、日本の教育・世界の教育事情と向き合う竹内が、今後の世界の常識をお話しいたします。
99.9%は仮説~思い込みで判断しないための発想法
「最近どうも頭が固くなってきたなあ」、そんなあなたにつける薬は科学です。
科学のホントの基本を知るだけで、あなたの頭は柔らかくなるかもしれないのです。科学の基本―それは世の中全部仮説にすぎない―ということです。思い込み、常識、前例、先入観、固定観念・・など、仕事や人生で縛られることは数多くあります。そんな仮説を、ものの見方や考え方を変えることで、ビジネスや人生に役立てることができるのです。あなたの頭をぐにゃぐにゃ頭にしてみませんか?
主な実績
出演
Eテレ「サイエンスZERO 」
日本テレビ「NEWS ZERO」
TBS「ひるおび!」「あさチャン」
フジテレビ「たけしのコマネチ大学数学科」
J-WAVE「JAM THE WORLD」
ほか多数
著書
『フェイクニュース時代の科学リテラシー超入門』 (ディスカヴァーリートウェンティワン)
『AI時代を生き抜くための仮説脳』(リベラル社)
『99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』 (光文社新書)
『理系バカと文系バカ』 (PHP新書)
『シュレディンガーの哲学する猫』 (中公文庫)
『教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る』 (SB新書)
『自分はバカかもしれないと思ったときに読む本』(河出文庫)
『体感する数学』(KADOKAWA)
『怖くて眠れなくなる科学』(PHP研究所)
『素数はなぜ人を惹きつけるのか』(朝日新書)
ほか多数